2008年12月17日水曜日

3分間書評 本日は:『1店舗目で成功したオーナーはなぜ2店舗目で失敗するのか

今日の一冊は・・・

(私の評価I)★★★☆☆『1店舗目で成功したオーナーはなぜ2店舗目で失敗するのか』

     今日私がこの本に惹かれた理由

私がよく行くお店でどこも大将、大将と呼ばれる店は

常連客がいっぱいです。

そんなお店が、2店舗目が失敗する理由って本当にあるのかなと疑問を持ち、

その理由を知りたく思わず手にとってしまいました。

■読書感想

1店舗目で成功したオーナーはなぜ2店舗目で失敗するのか

【私の評価】 ★★★☆☆70

     本の紹介あまり深く考えずに飲食店を経営。1店舗目は格安で譲ってもらいスタート。当然自分がオーナーで、店長なのでがんばり続け売り上げUPし自信がつく。一緒に立ち上げたメンバーも創業メンバーでお互い信頼関係があり呼吸のあった連携プレイでお客さんも大喜び。

著者も1店舗目で自信がつき、なんとなく2,3店舗目へ進出!そこから見た地獄=悪夢を自らの主観で書き出しこれから2店舗目(多店舗経営)をしようとしている人へ書いた本です。

2店舗目を出す理由にぶれはないか(P30

リスクは倍増し、苦労も増える。一発逆転の出展ほど恐ろしいものはない。『自分ならできる』『 絶対に成功する』 そんな思い込みが失敗する。

オーナーと店長のとの役割を理解する(P54)

店長のままでは経営者になれない

信頼できるチーム作り

オーナー自信も意識改革する

異業種と組みあわせれば業態開発の余地はまだある

物件の選び方から、資金調達の仕方、巻末には協力先企業一覧14社(P202


      この本で私が読んで共感したところ

振り返ればこの10年失敗だらけやん

なんでやろ、どないなってんやろ、わからんから勉強せなあかん

こういう強烈な大阪弁で始まる本にいろいろな期待がありました。

読んでみてわかったことは、1店舗目は自分がオーナーで店長で流行るのは当たり前でほとんどの人は成功するでしょ。

成功するといろいろなひとにおだてられて、なんとく2店舗を出店し、人の問題、お金問題にぶち当たっていき逃げる方がおおいでしょう。そうならないために自分の失敗談から2店舗を出す意味の問いかけ。特に人を育てるという強い意識はありますか、経営者として自立できますかという強烈な問い
そしてできると考えた方には、2店舗目の選び方、特に近隣が相乗効果を生みいいといことと自分より経験豊富な人(パートナー)を見つける具体的な方法と自分も飲食業界をサポートできる仕組みがあるので遠慮なく相談して欲しいという強い意思が感じられました。
     著者紹介・・・山川 博史(やまかわ ひろし)
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編集後記:初めての書評でうまく本の紹介ができたかどうかわかりませんが続けていきたいと思います。
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最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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